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★各部名称★
■ディスペンサー ビールを冷やす機能とグラスに注ぎだす機能を持った装置です。 冷却方法によって、瞬間冷却式、氷冷式、樽冷蔵式、直出し式と分かれます。(写真は氷冷式) 液化炭酸ガスを通すことによりとても決め細やかな泡が楽しめます。
■ワンタッチ継手(継ぎ手) ヘッドとビールホース、減圧弁とホースをつなぐ役割をはたします。現在の物はほとんどワンタッチで繋げるようになっています。 過去の物は、針金などで留めることを必要とします。 ★ガス管のつなぎめの黒い部分を言います。
■減圧弁にはガスホースが装着されますが、黒いパッキンのついている継ぎ手を接続します。
■炭酸ガスボンベ 樽内のビールを押し出す役目と、ビールの中に含まれている炭酸ガスが分離して逃げるのを防ぐ役割も果たします。 ボンベ内には液化炭酸ガスが充填されており、5k、7K、10Kと種類があります。現在の物にはだいたいガス残量表示計がついてます。 5kのボンベでは、10gの樽を20〜30本は使用できます。また使い終わったガスボンベも購入したところに返せば、保証金として5千円戻るのが一般的です。
■ミニガス ガスボンベよりも軽量で使い勝手に優れます。 しかし、欠点としてガス代としては若干高価であることが上げられます。使いきりタイプで、一度装着したら空になるまで外すことはできません。
しかし、軽量かつ使い切りというメリットがあるため、ガスボンベなどは正確な残量が気になる場合がありますが、ミニガスならば使用する生樽の使用本数によって持ち出せばいいため、お出かけ前の「ガスは大丈夫かな?」という心配から開放されます。 ◆74gにて20gの生樽を抽出可能です。【写真右】
■ミニガスアダプター ミニガスを装着するのに必要なアダプターです。
■グランディシステム・・・・・・・キリン ※樽の口の部分がフラットなタイプに用います。国内ではキリンのみ。 ※フラットな構造な為、衛生的に扱えるというメリットがあります。
★ディスペンスヘッドのハンドルを上げた状態ではビールは供給されません。 ボンベからの炭酸ガスは、この状態ではスピアバルブによってとめられています。 ★ディスペンスヘッドのハンドルを下げた状態でビールが供給されます。 スピアバルブの天面が押し下げられ、炭酸ガスが樽内に送り込まれます。送り込まれたガスは、スピアバルブの底から入り、上へと押し上げられディスペンサーに供給されます。
■ハンドル 上げ下げによりビールを供給したり、止めたりします。ヘッドの形状によっては、回すタイプもあります。 ■ビール逆止ボール ヘッドの中をのぞくと白いボールが見つけられます。 これは、ビールを供給した後にヘッドを外す時など、ビールがヘッド内から漏れないように止める役割をします。
■ガス逆止弁 ガス供給後に、樽内に発生する霧状のビールが、ガス管内に行かないよう止める役割をします。 形状がアヒルの口のようになっているのはこのためです。
■メインシールパッキン それぞれの樽の天面にあり、ヘッドとスピアバルブをうまくかませる役目をします。 グランディシステム、サンケイシステムで形状は変わってきます。
■タップ(コック) ビールの注ぎ口です。手前に倒すとビール、奥に押すとクリーミーな泡が出ます。
★手前へ引くとタップ内にある弁棒は奥へと押しやられ、弁棒の外側をビールが通りジョッキ内に注がれます。 ★奥へ押すと弁棒がタップの手前に突き出し、弁棒内に普段はバネで閉められている空間が開き、そこから細かい泡となりタップ内を通ります。
■O−リング タップと、ディスペンサーをつなぐ隙間を埋めるのに要します。 もしここからビールの漏れを感じたら交換を要します。 ■スプリング 弁棒内にあり、泡だしに重要な役割を担います。 ■ナット穴 これを手前に引くことによりここからビールが弁棒内に注がれ、泡だし穴より、泡となってジョッキ内に注がれます。 定期的な洗浄を要します。 ■ナット 中心にビールが注がれる穴が付属する部品です。 プラスと、マイナスの形があります。ここをはずすときは、なるべく傷をつけないように回してください。 ■泡出し穴 ナット内を通ったビールが、ここから泡となって出されます。 ■弁棒内パッキン(パッキン) 泡出し穴を普段ふさぐ役目をします。